株式会社岡村設計―OKAMURA SEKKEI

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「雄大な自然環境を
     余すところなく利用する宿泊施設」
野洲側上流、滋賀と三重の県境にある宿泊施設の増改築プロポーザル提出案である。
この計画では、計画地周辺の雄大な自然環境を余すところなく利用すること、多様性のある宿泊室とフレキシブルな宴会場を設け満足度の高い施設とすること、旧来の宿泊施設のイメージから脱却した和モダンなデザイン、の三点をテーマとした。
視覚・聴覚・嗅覚などの「感覚」を大事にしたプランニングによって、木々が風に揺れる音や川の流れや、360度パノラマビューの風景を、より身近に経験できる計画案とした。
ファサードの構成としては、自然に溶け込む(自然が映りこむ)要素と木調ルーバーによる外観づくりをコンセプトとし、過剰に主張しない、落ち着いた美しさのあるものとした。