「現代薬業の清潔感・ハイテク感を
表出した博物館」
甲賀市の主要産業である製薬業の展示博物館・体験学習施設として計画された。
建物は、隣接する文化ゾーン・子供広場側に開いており、地域の一体的な利用を促している。
平面計画としては、誰にでも利用し易いことを重視し、明確な機能分けを行った。また、少人数による施設管理に対応し、施設の見通しの良さ・出入館管理の容易さを考慮している。
また、駐車場から各室まで一切の段差を無くし、廊下幅も十分な広さを設ける等、敷地内においてバリアフリーを徹底している。
廊下を兼ねた共用ロビーには、展示ケース・ソファを並べ、前面道路・文化ゾーン側に賑わいを表出している。