「老若男女、区民が集まりやすい公民館」
川田神社敷地内にある既設公民館の老朽化に伴い、隣地を造成し計画された。
計画の初期段階から竣工まで約12年間携わってきた案件であり、地元区との様々な協議・検討・提案を経て、実現に至った。
集会室と和室が一体利用できることやバリアフリーの徹底など、使い勝手を第一に設計している。
外観は地域に馴染む切妻を採用し、棟を分節化することで建物高さを抑制した。また、玄関周りと南面に軒の出の大きい下屋をまわすことで、玄関前の溜まりや効果的な遮光などの機能を持たせつつ、外観に上品さと落ち着きを与えている。
全体的に明るい色を採用し、若い世代や子供たちが立ち寄りやすい雰囲気づくりを行った。