「市が持つ自然と
景観の魅力に貢献する事務所」
官庁街のクスノキの街路樹や、のどかな田園風景、遠方の鈴鹿山脈の雄大な山並みなど、市の自然が全方位に亘って広がる場所に立地している。そのため、周囲全ての方向から見られるという立地上の特性を持ち、また市中心部・官庁街の端でもあるため、街の表情・印象を形成し得る重要な場所である。
周辺環境に沿った切妻屋根形状は、市の策定するマスタープランに基づいたものでもあり、また縦型連層窓などで整った壁面を形成、整然とした外装イメージを持たせ、落ち着いた清潔感を演出した。また「安心・安全・清潔」である施設の意義や価値を表出させることを目標とした。