株式会社岡村設計―OKAMURA SEKKEI

  • Works
  • 公共施設―PUBLIC

「通り抜ける」ことで
  「使われる」場所に
甲賀市の中心部、官庁施設や主要商業施設が集中する街区のすきまにあり、中心部のスポットにありながら活用できていなかった土地をバスの待合所に利用する計画である。これまでの敷地周辺の状況から、安全と利便性に配慮した生活動線の設定を計画の軸とした。
敷地全体に屋根を架け、「通り抜け」を促すように屋根はゲートとなり、同時にゲートにはデジタルサイネージから甲賀市の情報が提供され、行き来する市民に必要な情報が届く。
本計画は、そこに何もない「通り抜ける」ことを中心に置くことで、待合所やPIPPA(自転車シェアサービス)の活用、スムーズな情報受け取りなど、街のすきまを市民生活のために活性化させるものである。